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ホラー映画「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」の感想。白石監督節炸裂

ホラー映画「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」の感想。白石ワールドが炸裂 映画
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白石晃士監督のホラー映画「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」の感想記事です。

Bitly

U-NEXTで399ポイントを使って48時間レンタルして観ました。

いやー、めちゃ面白かった。

感想を書くにあたって内容に触れていますのでその点ご了承ください。ネタバレってほどでは無いです。

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白石晃士監督のホラー映画はどの作品も大好きなので(好きなら映画館行けよ!とツッコミが入りそうですが)今回の映画も観れてよかった。

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」のざっくりあらすじ

恐怖映像のドキュメンタリーを制作しているコワすぎ!スタッフの元に、とある心霊(?)映像が届く。

その映像は3人の若者が撮影したもので、廃墟に侵入した3人が赤い女に襲われるという内容(この赤い女は瞬間移動して襲いかかってくる)。ちなみにこの廃墟はゾンビ映画で話題になった「カメラを止めるな!」と同じ舞台です。

この映像を見て「これは映像化すればお金になる!」ということで張り切るコワすぎ!のプロデューサー工藤。相方のディレクター市川とカメラマンの田代(白石監督)も登場します。この三人はコワすぎ!のビデオシリーズでもお馴染みの人たちで、キャラが濃くて面白い。

動画の撮影者3人とコワすぎ!スタッフ3人、そして事前に同行をお願いしていた強力な霊能力者と一緒に問題の廃墟に行く。

みたいな話です。

プロデューサーの工藤が売れる作品を作ってお金を稼ぎたいばかりに、動画の投稿者と一緒に危険な心霊スポットに無茶して飛び込んで、えらい目に遭うというのがコワすぎ!のいつもの展開。オリジナルビデオシリーズもかなり面白いのでぜひ。

今回の映画に関しては、当初思っていた物語とは随分と違う展開だったので、非常に楽しめました。

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」は面白い?つまらない?

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」は面白いか、つまらないか、駄作なのか、と問われると「面白い!」と答えます。

タイトルに「コワすぎ!」とあるくらいなので、ホラー要素が強い印象ですが、今回の映画はそこまで怖さはありませんでした。どちらかというとツッコミどころが多く、厨二病っぽさが滲み出ていて面白い作品です。

白石晃士監督のワールドが炸裂してる

白石監督といえば、モキュメンタリー(フィクションをドキュメンタリー映像のように演出した映像作品)の金字塔と言っても過言ではない映画「ノロイ」を始め、「貞子vs伽椰子」「テケテケ」「オカルト」などの作品があります。

近年はかなり減りましたが、テレビの怖い番組(日本のこわい夜)の監督をしていたり、ホラー映画界では有名な監督です。

ノロイのようなガチンコに怖い映画を作ったりしますが、今回の「コワすぎ!シリーズ」や「貞子vs伽椰子」のようなちょっと笑ってしまうような(ツッコミどころがあるというか)作品が多いように感じます。

今回の映画もエンターテイメントとして個人的に大満足の作品でした。

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」の個人的ハイライト

ディレクターの市川ちゃんが強い

プロデューサーの工藤は喧嘩っ早い性格で、とにかくガラが悪い。その工藤を止める役としてディレクターの市川ちゃんがいます。個人的には可愛くて好きなんですが、気を高めたパンチが強力で、工藤を黙らせていました。

霊能力者の師匠が厨二病

霊能力者を雇って同行してもらうんですが、この霊能力者のキャラクターもフランクでいい味出しています。

そしてその霊能力者の師匠も登場します。

この師匠がまたパンチのあるキャラクターで、「貞子vs伽椰子」で言うところの「経蔵」、「カルト」で言うところの「NEO」みたいな感じで、作品がより面白くなっています。

エンディング曲が面白すぎる

エンディング曲でも最後まで笑ってしまいました。

この映画のオリジナルの楽曲です。めちゃ面白いので最後まで見てほしい。

まとめ

コワすぎ!シリーズはやっぱり、主人公の工藤がいいですね。

オリジナルビデオシリーズでは、都市伝説で有名な口裂け女と戦ったり、さまざまな怪物と戦って面白いです。色々な武器も手に入れていきます。

映画では工藤の持っていたアイテムはバットだけでしたが、この映画はオリジナルビデオシリーズを見ていない方向けでもあるな、と思いました。初見でも楽しめます。

U-NEXTではコワすぎ!のビデオシリーズも見放題ですし、今回の映画もポイントを使えば見れます。おそらくもう少し時間が経てば映画も無料で観れると思います。

ぜひチェックしてみてください。

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